現在、YouTubeで公開している出遅れ子猫・櫂橙のひとり立ちシリーズ。



先に巣立った兄妹たちと同じタイミングで里親トライアル候補の方のお話をいただき、まだ成長が出遅れているので保留して待って頂いてました。
その目安としては体重が600gに達したあたり。それくらいになれば食事排泄はもちろん、運動量も増して幼猫ではなく子猫と言っていいくらいになる感触があるからです。

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しかし、櫂橙はそのサイズになっても運動能力はヨチヨチのまま。
さらに撮れてないんですけど、ケージに入れてたらなんと580gの時に隙間から脱出までしました。
体重は増えても顔と頭が小さいままだから通ってしまったようです。
通常でしたら400g超えればまず脱出できないというあたりです。

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それでもややお腹は緩いながらも食餌量は少ないながらもほぼ大丈夫になり、トライアルの具体的な日取りを検討してもらうことに。
猫飼育経験のある人であればまず大丈夫というところなのと、前住居付近なので何かあったらすぐに私が動けるというのでご検討をお願いしました。

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そしてこういう子猫は、巣立ちが決まってそれを待つ数日間に飛躍的に伸びるという事もよくあります。
やっぱり2021年から預かってきた群馬県某所の一族であることはほぼ間違いないので、体は非常に強いはず。見ててやはりその確信みたいなものがありました。

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子猫時代は一瞬だしその時だけ。早めにお届けすることは、里親様にとってその期間が宝物になります。
一方で環境が大きく変わっての健康不安もあるので、そこはバランスですね。

どれだけの段階で託すかについては、私と里親候補の方の関係性であったり、里親候補の方の猫飼育歴に拠ります。

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櫂橙への懸念、というか大抵の送り出す猫への懸念は先住猫さんとの相性のみ。

今まで私の元から送り出した猫でそこがうまくいかなかった事はないんですが、猫を預からず猫を迎えたい人を紹介するだけの「里親の仲介」をやった頃にその理由で戻された事があったので、仲介はやめてやるなら全部私が巻き取る方式にしました(あとはうまくいっても、仲介案件で保護主が私に知らせず里親に頻繁に連絡してトラブルになりかけたのもその一因)。

櫂橙エピソードは色々あってこの後も続きます。



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