毎年桜が咲いた週末に我が家の護り猫たちを連れて前住居付近のそれぞれの猫の縁のある桜の元に行くというのが恒例になりました。
その前住居にいた頃から桜の時期は特別でした。

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2016年、懐かしの釿汰とのお花見。
ここは公園と見せかけて区民広場の空き地だったので、区民広場の建て替えでこの「公園」自体がなくなりました。当然、ここに生えてた桜も伐採されるという。そんな事があるのか…。

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みんながいた頃の桜というのがやはり一番印象深いもの。
しかし、忘れられないと言えばやはり2016年の黒皇です。

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2016年3月中旬に腎不全でフラフラになりながら水溜りを飲んでたところを保護された最恐のボス・黒皇。もともと飼い猫で飼い主の転居で置いて行かれてそのまま野良ボスになったので、私には懐いてました。そこで、ちょっと桜を見せようとした際にするっと脱走。
桜どころじゃなくなりました。

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散々逃げ回って建物の敷地に潜り込んでしまい、こりゃまずいなと思って1時間弱くらいでしたでしょうか。しれっと駐車場に姿を見せたのでした。

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そこには、子猫の頃から面倒を見てた若猫・カツオと、その母猫がいました。
別れを告げに行ったのかもしれません。

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そしておとなしく捕まった黒皇。
黒皇については腎不全療養の投薬や療法食や輸液を拒まれてなかなか苦労したのですが、今思えばただただ私が拙かったのと都内通勤で時間がありませんでした。

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そんな黒皇もその逃げ出した桜の下に毎年連れて行ってます。
黒皇は2016年10月に他界しましたが、もし頑張っていたら栗白の保護も相応に遅れていたと思います。

もう1匹も猫がいないこの桜の公園で、あの脱走の黒皇の事をいつも思い出すのでした。



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