子猫までの顔はだいたいタレ目です。
しかしそうでない子猫もたまにいます。

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タレ目なのが顔の表情ができてきて猫的な釣り目になっていきます。
それが標準で、目の表情が違うとやはりそれはそれで見えてないのかなと疑います。

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2023年春の預かり子猫・櫂橙。
他の兄妹が推定生後4週程度なので櫂橙もそれくらいと思われましたが、そのサイズは生後一週間あるかないかの180g程度。
赤ちゃんならわかりますが、そのサイズで生きていられる事の神秘すら感じますね。

そしてこの(◉`ω´◉)という表情。
恐らくはこれも視覚も表情筋も未発達ゆえにできたものと思われます。
しかし、言葉だけで説明できないのが命というもの。

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少し経過して230g程度だった頃。
こう見るとタレ目にはなってはいますが、それでも表情筋がやはり他の兄妹と比べてできていません。

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こちらが姉だった來佳。
最終的な巣立ちの頃には櫂橙と30g程度しか変わらないくらいでしたけど、成長具合は段違いでした。
來佳は表情がもうだいぶ大人びてますね。
この頃、櫂橙はまだ食餌をマスターしておらず、他猫への関係も一方的に絡みにいく・甘えに行くような非常に拙い状態でした。

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ぼくはやるっしゅ!

表情筋の未発達故の(◉`ω´◉)ではありますが、そういう櫂橙の声が聞こえたような気がしたのも事実。
やっぱり命が弱い猫っていうのは表情にも何となく出ていて、櫂橙は表情だけでなく謎の前進する力や転がっても立ち上がる動作に命の強さを感じたものでした。

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命が弱い子猫の表情はどういうのかというとやはり、ちび時雉を真っ先に思い出します。
時雉の場合はよくここまで成長したという所ですが、ちび時雉はこの保護した後に完璧に食餌もトイレもこなしたので、そういう生きる器用さを生まれながらに持っていたからここまで来れたと思ってます。



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