歴代、保護したり育てて送り出したり終末期を預かり看取ったりと、深く関わった猫は10年間で78匹になるんですが、たぬチキ様やたぬプチ→美雨ちゃんのような保護してそのままお渡しというケースも結構あります。
2014年春の終わりの麿白が、人生で初めてともに生きる事に決めた猫。
猫かどうか怪しいのはおいといて。
送り出した猫も含めて、どこまでが世間でいう「猫を飼育したか」のラインでいうと、検査・療養して日常を共にして最期まで看る(過程)という数になりますね。
送り出した子猫・幼猫はここでは除外、時雉と琥麦は当然飼育にカウントします。
すると、成猫だと19匹になります。
ここでは半年の預かりの絽佳、2ヶ月滞在の六花、フレーメン王の銀汰、その妹の胡崙は含んでません。
四護やつよしや涼珠は滞在は短いですが、お金を払い検診と療養をして最期までみたという事でカウントしてます。
我ながら多いなとは思いますけど、これが麿白1匹だけだったら麿白はもうとっくに亡くなってると思います。
まず腎不全の猫との過ごし方ややり方、また猫のQOLの維持のためにどの程度の心持ちで接すればいいかが解らないからです。
麿白1匹だけだったら、「療法食食べないな、じゃあ市販の腎臓に配慮フードでいいか」みたいになってたかもしれませんし、投薬もうまくいかなかったと思います。
それだけの数を見てきて思うのは、動物への標準医療を前提に最大公約数のラインがあった上で、そこから先はその猫により最善は異なるという事です。
「正解」と呼べるものは「猫にはちゃんと猫のフードを与える」「猫にユリ科の食物を与えない」「下部尿路が弱い猫には石ができないよう水を多めに飲ませる」とかそういう前提のお話であって、その先ですね。
麿白先生には皮膚保護服を着せた上で、まだ前足などに過剰グルーミングの後がありますが、これは麿白先生の毛を飲んでの嘔吐を防ぐためで、嘔吐防止が腎不全の麿白先生の体力の低下を防ぐ最大の優先事項だからです。
なお、過剰グルーミングはアレルギーというよりは麿白先生の行動の癖であり、たとえば時雉や預かり子猫をグルーミングできてる時は発生しません。
では今は琥麦がいるじゃないかというと、今度は琥麦が全開で仕掛けるために麿白先生がずっとそばにいるのは負荷が高いという判断です。
アレルギーはステロイド内服等で抑えられてもあり、また別の方法もかかりつけと相談で提案してもらってますが、これも腎不全にどういう影響があるか未知数のため、前足の毛が薄くなる程度で血液検査では数値が落ち着き、嘔吐の回数もほぼない現状を最善としています。
その辺りは多くの猫たちを見てきて、そしてその中で麿白先生の特性や現状を考えた上での判断です。
四護と接する際にはプライドを尊重したり、釿汰にはボスと友の関係性の間で接したり、参瑚には極力音を立てず驚かせないように触れたり、麿白先生はこの家での主猫としての立場を大事にしたり等。
もちろん失敗する事もあって、それもまた今の最善を維持する基礎となった経験でもあります。
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2014年春の終わりの麿白が、人生で初めてともに生きる事に決めた猫。
猫かどうか怪しいのはおいといて。
送り出した猫も含めて、どこまでが世間でいう「猫を飼育したか」のラインでいうと、検査・療養して日常を共にして最期まで看る(過程)という数になりますね。
送り出した子猫・幼猫はここでは除外、時雉と琥麦は当然飼育にカウントします。
すると、成猫だと19匹になります。
ここでは半年の預かりの絽佳、2ヶ月滞在の六花、フレーメン王の銀汰、その妹の胡崙は含んでません。
四護やつよしや涼珠は滞在は短いですが、お金を払い検診と療養をして最期までみたという事でカウントしてます。
我ながら多いなとは思いますけど、これが麿白1匹だけだったら麿白はもうとっくに亡くなってると思います。
まず腎不全の猫との過ごし方ややり方、また猫のQOLの維持のためにどの程度の心持ちで接すればいいかが解らないからです。
麿白1匹だけだったら、「療法食食べないな、じゃあ市販の腎臓に配慮フードでいいか」みたいになってたかもしれませんし、投薬もうまくいかなかったと思います。
それだけの数を見てきて思うのは、動物への標準医療を前提に最大公約数のラインがあった上で、そこから先はその猫により最善は異なるという事です。
「正解」と呼べるものは「猫にはちゃんと猫のフードを与える」「猫にユリ科の食物を与えない」「下部尿路が弱い猫には石ができないよう水を多めに飲ませる」とかそういう前提のお話であって、その先ですね。
麿白先生には皮膚保護服を着せた上で、まだ前足などに過剰グルーミングの後がありますが、これは麿白先生の毛を飲んでの嘔吐を防ぐためで、嘔吐防止が腎不全の麿白先生の体力の低下を防ぐ最大の優先事項だからです。
なお、過剰グルーミングはアレルギーというよりは麿白先生の行動の癖であり、たとえば時雉や預かり子猫をグルーミングできてる時は発生しません。
では今は琥麦がいるじゃないかというと、今度は琥麦が全開で仕掛けるために麿白先生がずっとそばにいるのは負荷が高いという判断です。
アレルギーはステロイド内服等で抑えられてもあり、また別の方法もかかりつけと相談で提案してもらってますが、これも腎不全にどういう影響があるか未知数のため、前足の毛が薄くなる程度で血液検査では数値が落ち着き、嘔吐の回数もほぼない現状を最善としています。
その辺りは多くの猫たちを見てきて、そしてその中で麿白先生の特性や現状を考えた上での判断です。
四護と接する際にはプライドを尊重したり、釿汰にはボスと友の関係性の間で接したり、参瑚には極力音を立てず驚かせないように触れたり、麿白先生はこの家での主猫としての立場を大事にしたり等。
もちろん失敗する事もあって、それもまた今の最善を維持する基礎となった経験でもあります。
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