猫は特に母性が強い動物と言われます。
それは当アカウントの動画をご覧の通り、ある程度育つまでの幼猫の命が弱すぎるからです。
なんで進化の過程で赤ちゃんがこんな弱いのかと疑問に思いますが、「弱い個体を残さない、その代わりたくさん産む」という戦略なのでしょうね。



おそらく猫の母性は環境が野生に近ければ近いほど本能に近くなる為により強くなるとは思いますが、私が観察してきたような飢える事はほぼなく比較的安全な住宅密集地のような場所では個体差が出ます。

ある母猫（キジトラ3号）は子猫（プチサバ）をファミリーの猫たち（キジトラ1号、たぬチキ様、黒皇）に託して遊びに行ってしまったりして、そのファミリーの猫にシメられるなんて事もありました。
娯楽が多いから遊んでしまうんですかね。



もちろんちゃんと子育てしてる母猫もいて、母性が強いというよりは子育てが上手という印象を抱きました。人が入ってこない場所を確保、ファミリーの猫たちの協力を得て、そして人間をも上手に利用して子育てしていました。
しかし、それでも見てる中で子育て中に1匹姿を消してしまいます。こればかりはしょうがないですね。



早めにTNRされるとそういう場面も減る訳ですが、何度も子猫を産んでる名物猫はそれがしんどそうにも見てて感じました。
どうしても発情期は来てしまいオス猫もやってきて、そして妊娠と出産、育児で5ヶ月くらいはとられてしまいます。その後すぐにオス猫はやってきてしまい、もし交尾できてしまったらそこでまた妊娠が始まってしまいます。健康である限り、それはずっと続きます。
因縁の猫一族のカーチャンは、ある程度育ったら民家の軒先に子猫を置いていくという事を繰り返してました。そしてモナさんの時に4年半拒んでいた捕獲機に入ります。



猫も元気なうちは抵抗できますが、少しでも弱みを見せればカラス、イタチ、ハクビシン、アライグマなどの他の鳥獣に負ける弱い側です。
多く産んで多く死ぬ動物だからこそ母性が強いと言われるのだろうと思います。



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