現在、麿白先生の過剰グルーミングの対策というか見守り中です。
もうウチュー服(皮膚保護服)を脱いで1ヶ月、それ以来一度も着せずに様子を見守ってきました。

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だいぶうっすらと生えてきてきてます。
もともと麿白先生にはグルーミング癖があり、保護直後の2014年夏にはお腹の毛が薄くなる状態でした。

それが2015年には時雉や預かり子猫たちがいたおかげか、お腹は無事。
これもあとで気づくことですが、おそらく自分へ向かうグルーミングが他猫に移ったからではないかと推測しています。

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2016年以降はそこまで厳密には観察していませんけど、グルーミングにナーバスになったのは麿白の腎不全が発覚してから。
グルーミングで毛を飲むことで嘔吐してしまい、体力の消耗だけでなく飲んだ薬も吐いてしまう為に対策をする必要が出てきました。
それが2022年春からのウチュー服(皮膚保護服)に繋がります。

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それから2023年にはアレルギーの出づらい個室に移したり、一方で麿白先生がウチュー服を脱ぐ術を会得したりの中、前足後ろ足への過剰グルーミングが見え始め、これはまた原因と対策を考えねばとなって現在に至ります。

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2024年春から見え出した過剰グルーミングの原因として考えられるのは、時雉の他界、個室への移動による日光アレルギー、そしてウチュー服の素材でした。

そこで居間に移動させて琥麦が居間メンバーに加わり、陽の差す日はケージに入れ、寝るときは常に添い寝をして、噛めるおもちゃを複数配置、ウチュー服を着せずに過ごしました。

一番防ぎたいのはグルーミング由来の嘔吐。腎不全に直接影響があるからですね。

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今の所、嘔吐も少なく済んでおり、そういう意味ではうまく行ってます。
脱毛した部分も、麿白先生の毛質が細くて柔らかいのでなかなか埋まりませんが、秋頃の冬毛の時期にはだいぶ生えそろうのではないかと思ってます。

若い頃の嘔吐を「猫はそういうもの」として放置してしまってましたが、色々な猫を見てきてやはり多かったと感じます。

グルーミングには色々と理由があって、理由は猫によって違います。
ストレスであったりアレルギーであったり、性格的にするものであったり。
下部尿路疾患を持つ猫は違和感でお腹へのグルーミングを過剰に行う事がありますし、胃腸の違和感でも同様です。

人間でも口寂しくてタバコやお菓子がやめられなかったり、何かあると頭や体を掻いたりみたいな行動があると思いますが、猫も同様です。
そういうところも、人も猫もあんまり変わらないと思ってます。



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